第二回レイアウトコンテストへたくさんのご応募ありがとうございます。厳正なる審査のもと、大賞を含む11の受賞作品が決定いたしました。受賞された皆様おめでとうございます。作者名は、掲載の承諾をいただいてから発表させていただきます。
受賞作品は2013年3月4日(月)~5月19日(日)の期間、ロビーとして実装します。1作品につき1週間ずつ公開し、毎週月曜日の0:00に作品が入れ替わります。
ある令嬢の為の演奏会
ある従者が主人の為に弾くパイプオルガンです。 メインゲストの席には手紙と花と贈り物が置かれています。 なんと書かれてあるかは、主人と従者だけの秘密。
アラビアンナイト
アラビア風の邸宅をイメージして作りました。 床一面が幾何学模様の大広間とそれを見下ろすバルコニー、 武器のコレクションルームにたくさんの金貨が隠された金庫部屋。 夜な夜な宴が開かれる華やかな雰囲気が伝わればと思います。
モノクロ館
その日はひどい雨だった。 伸ばした指の先さえ煙る飛沫で遮られ、やむなく雨宿りをすることになった。 どこから入ったのか。どうも無作法にも玄関ではない入口を抜けてしまったらしい。 右手には窓が見えた。――そうだ、今思えばあの窓からは星空が見えた。外は雨だったというのに。 左手には何やら薬品と書物のしまわれた棚があり、この館の住人は学者か何か、さもなければ魔女の 類かと思われた。棚は優美な作りで、無骨さなどなく、明らかに女性のものだったのだ。 正面には花の飾られた白いテーブル。その横に数段の階段があり、その先は書斎か何かのようだった。 そちらに向かって、すいません、と声をかけた。自分の声がこだまのように館の奥へと消えていった。 やがて、どこからか声が返った。――一階から吹き抜けになっている場所があり、声はどこからでも よく通るようだった。 「どなたでしょう。こんな夜に、そのようなところから」 姿を現さない声の主に、雨宿りをさせて欲しい旨を告げる。 数拍の間を置いて、承諾の言葉が響いてきた。 「何のお構いもできませんが、どうぞお寛ぎください」 主は、いくつかのことを告げた。 ここはとても迷いやすい造りをしております。けれど声はよく通りますから、お迷いになった時は どうぞ吹き抜けまでおいでになって、声をかけてください。 薬棚の脇に階段がございます。下まで降りると一階に、踊り場で右手に折れると三階に。 三階の白い棚の横を折れ、階段を降りると電話があります。電話の先の階段を降りて行くと、 大きな黒の階段が見えます。ええ、そちらが正面階段になります。お帰りはどうぞそちらからに。 正面階段の前を進むとまた階段があります。そちらを上まで登れば書斎に戻りますわ。 大まかな館の説明としてはこんなものだという。 確かに迷いやすそうな造りだった。それでなくとも床に交互に敷き詰められた白と黒の 大理石が錯覚を呼び起こしそうだった。 ――どうぞ、ごゆっくり。 余韻を残して消えた女の声に、私たちはひとまず電話を借りることにした。 薄れゆく記憶を確かめながら階段を降りる。と、どうやら行きすぎてしまったらしく、 一階まで降りてしまった。女性らしい装飾の白い衝立に行き当たる。 もと来た階段を戻ろうと振り返ると降りてきた階段の奥に、もう一つ階段があるのが見えた。 今ほど降りてきた階段よりもゆるやかなそれは二階に通じているように見えた。 あちらを行こう、と一人がいい、後を追って階段を登る。思った通り、二階に通じたようで 行く手に灯りと電話が見えた。 早速電話をかけ出す友人に、ふと後ろを振り返るとついてきていたはずのもう一人の姿がなかった。 そこは件の吹き抜けにあたり、「おおい」と呼びかけた声は館中に響いた。 ――おおい、 やがて返ってきた声は下からだった。仕方のないやつだ、と顔見合わせ、一階へと降りる。 「おおい」と呼ばうと、おおいと声が返る。 下から聞こえたはずの声が、上から聞こえ、右手から聞こえたかと思えば、後ろから聞こえる。 こうなると音が通りやすい造りというのも考えものだった。 私たちは二手に別れた。 館の造りからいって、上へ上へと登っていけば書斎につくようだから、書斎で落ち合うことにしたのだ。 私は正面階段を登って行き、彼は奥の階段(最初に我々が降りてきた階段だ) から登ってくることになった。 各階をぐるりと巡り、書斎へと至った私がいつまで待っても二人は戻って来なかった。 書斎から顔を出すと、呼び合う声が聞こえる。おおい、おおいと。 ああ、けれど、彼らの声はあんなだっただろうか? 薄ぼんやりとしていた気味の悪さが、全身を包み、背筋がぞっとした。 雨宿りなどせず、すぐにここを出て行くべきだったのではないか? 私たちは大きな間違いを起こしたのではないだろうか。 ここにいてはいけない。思いたつや否や、私は館から出るべく正面玄関を目指した。 呼び合う声が木霊し、私を追いかけてくるようだった。 無我夢中だった。 偶々行き会った車に拾われるまで、生きた心地がしなかった。――ずぶ濡れで、口の端が噛み合わぬ ほどがたがた震えた私を乗せた方も心胆寒からしめられただろうが。悪いことをした。 彼らは帰って来なかった。 今もあの館で、彼らは彷徨い、呼び合い続けているのかもしれない。
キグルミ・ポン
リストランテ
コルドバでのお食事は是非当店で!青い海を見ながら獲れたての新鮮な魚料理と美味しいワインを 楽しんで下さい!*ドレスコードはセミ・フォーマルとなっております。御召し替えの際は併設の 仕立て屋をご利用くださいませ。
悪魔城
悪名高い吸血鬼の根城をイメージして制作しました。 城の中にはこわ~いものがいっぱい。 吸血鬼が留守にしている今のうちに探検してみてください。
中庭でティータイム
お茶会を開くのが大好きな屋敷の主ご自慢の中庭です。 水が水路を静かに流れ、花にうるおいを与えます。 水路に囲まれた中央の島には4種の花が植えられています。 光あふれる中庭で優雅なティータイムを楽しんでください。
とある川沿いの街並み
かわいらしい家々の街並みを抜けると橋のたもとには最近評判のパン屋さんがあります。 テラスでお茶もできますよ。どうぞごゆっくりおくつろぎください。
リリィ・ベル
ショッピングモール
黄色いレンガ道にショッピングモールがオープンしました☆ ショッピングモール内には、フラワーショップ・ブックストア・ ワインショップ・スイーツショップにキッチン雑貨店等たくさんの ショップがオープン! その他にもパンや野菜などの生鮮食料品や、冒険の旅に必要な アイテムを多数取り揃えたショップもオープンしております! もちろんフードコートも完備! 冒険の旅の途中に、ぜひお立ち寄り下さいませ☆
ヌードル・トモ
リトルウィッチタウン
小さな魔女達が集まるマーケットです。 一階には、媚薬を含んだ香水やチョコレートのお店が並び、 中央の管理室ではマーケットの会員登録が行えます。 中庭には古今の魔術書を閲覧できるガーデンライブラリーがあります。 二階には、使い魔や魔法道具も扱うオモチャ屋とオシャレな魔女のための洋服店があります。 中央には換金所があるので、どの国の魔女も安心して買い物を楽しめます。 三階には、箒と薬草の店とカフェテリアがあり、 箒と薬草の店には滑走路があるので箒での来店も可能です。 買い物に疲れたときには、三階中央に休憩スペースもあります。 自分の箒を持った沢山の魔女達が来てくれることを期待しています。
つり橋のある風景
つり橋を渡って向こう側へ。赤い花とランプの間が洞窟への入り口です。 ツタで隠れた洞窟の道を進み、小さな橋を渡って、青い花のまわりをぐるっと回ると、 ゲヘナの親子の手前から水辺におりられます。 雄牛の革の直線ではない形を活かしてつみあげることで、岩のゴツゴツした感じを出しました。 大自然の中を歩いて楽しんでもらえたらうれしいです。
月の見える古城
沼地に囲まれた古城は、壊れかけちょっと怖いくらい、 しかしそこから見える月はとても美しく幻想的です。 二階に登る階段はお城の真ん中、わかりにくいです。